街中の鳥たち 〜 ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、バン、マガモ 〜 [環境・自然]
そうか公園 (2014年2月23日)
春が来て渡り鳥がシベリアに帰ってしまう前に見ておこうと、そうか公園に行ってみた。お馴染みの水鳥で賑わっている池を見て嬉しくなった。
種類は、オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、バン、ハシビロガモ、マガモ?など・・みんな揃っている。
夕暮れになって
これだけいると壮観である。
オナガガモは優美な首と長い尾がきれい。
ヒドリガモは白い筋のあるおでこが丸くてチャーミング、鳴き声もピーヨピーヨと可愛い。
キンクロハジロは白と黒の模様が芸術的で頭の後ろに下がっている毛(冠毛)が可愛い。ハシビロガモは幅のひろいグレイのクチバシが特徴。
マガモは一回り大きく威厳がある。(アイガモとの区別がちょっとむずかしい)
そうか公園はよく管理が行き届いている、という感じがした。
ここの人工池は広々していて、これだけカモ類がたくさん集まってもまったく何ほどのこともない。餌をあげている人がけっこういて、カモたちは人の仕草を見て、サーッとその方角に移動していた。
給餌によってカモがたくさん集まると池の水質が悪くなるという理由で、「餌やりは禁止」という所も多いが、ここはそういう心配はなさそうだ。
「餌やり禁止」は、水質が悪くなるという理由の他に、同種の鳥ばかりが増えるという危惧があげられているが、このそうか公園にいるカモたちの数が生態系に影響を及ぼすとはとても考えられない。もともと回りの川とか池とかが人間の都合でどんどん狭まり人工的になったりで鳥が住めなくなってきたのだ。
その土地に生存していなかった外来種を持ち込むのは困るが、昔から渡って来ていた鳥たちである。
人と動物の関係は、むやみに動物を捕らえ殺して絶滅の危機に追いやってきたことが問題なのであって、鳥に餌をやったからといって何かが大きく変わるとも思えない。
野生動物との関わり方にはいろいろむずかしい点もあるが、まず仲良くならないことには、動物を保護しようという気持ちも育たないだろう。
例えば、ハトは糞害とかで嫌われるようだが、人とすぐ仲良くなれる素質を持った鳥を遠ざけることによって、「鳥が怖い」という子供がずいぶん増えてしまっている感じがする。
ハトが10羽くらいいるだけで立ちすくんでしまう小学生、中学生がいてびっくりした。見ると手を目にかざし群れの中を走って通りすぎていく。
目をつつかれると思うのだろうか。鳥はむやみに人をつついたりはしない。手から餌をついばむときは夢中になって手をつつくこともあるけれど。
生態系保護のため鳥に餌をやらないように、ということが最近言われようになっているが、本当はそのかけ声は、鳥嫌いの人たちから発せられているのでは?と思ってしまう。今大事なのはこの地球に住むのは人間ばかりではない、ということを知ることで、そういうことは教科書の中で学ぶのではなく、実際に動物を間近に見たり触ったりするのが一番だと思う。
ハトの天敵はカラスや猫なのだが、カラスはどうにもできず、野良猫は人間が街から占めだしてしまった。
野良猫がのんびり外を歩いている国がとてもうらやましい。
ここに来ている冬鳥はみな元気で幸せそうに見えた。
放射能汚染されてしまった場所にも渡っている鳥がたくさんいるだろう。動物は何もわからずこれまで通り、そしてこれからもずっと同じ場所に来るのだろうと思うと哀しい。
そうか公園に近い葛西用水は工事で川をせき止めていて、緑色のペンキを流したみたいにきたなかったが、ちゃんと水鳥はいた。(川をあまり人工的に作ってほしくない。どこかの親水公園みたいに。一体どういう工事だろう・・?)
ここには、コガモがいた。写真はうまく撮れなかった。
葛西用水(2月22日)
(付け加え)
コブハクチョウ(栃木県小山市大沼 2月26日)
岸に上がっているところ。すぐ近くで見たのですがかなりの迫力がありました。まさに「白鳥の湖」。この貫禄、曲線の美しさにはまいりました。
子供の白鳥
お母さん白鳥
お母さん白鳥には近づいたら怒られてしまいました。シューッという鳴き声を出し、大きな羽をばしっとたたきつけるような仕草。
「ごめんなさい」とあわてて引き下がりました。子育て中の親鳥は神経質なので近づかない方がいいようです。(といっても子供はかなり大きいんだけど・・)
大きな翼の一撃で骨折するほどのケガを負うこともあるという。翼の一撃で湖に倒れたところを上から水の中に押さえ込まれるなんてイヤです。
コブハクチョウはヨーロッパに住んでいたものが人に飼われ野生化したと言われています。つまり外来種。日本では北海道で繁殖し、冬にこのあたりに来るそうです。
立派な鳥でした!
春が来て渡り鳥がシベリアに帰ってしまう前に見ておこうと、そうか公園に行ってみた。お馴染みの水鳥で賑わっている池を見て嬉しくなった。
種類は、オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、バン、ハシビロガモ、マガモ?など・・みんな揃っている。
夕暮れになって
これだけいると壮観である。
オナガガモは優美な首と長い尾がきれい。
ヒドリガモは白い筋のあるおでこが丸くてチャーミング、鳴き声もピーヨピーヨと可愛い。
キンクロハジロは白と黒の模様が芸術的で頭の後ろに下がっている毛(冠毛)が可愛い。ハシビロガモは幅のひろいグレイのクチバシが特徴。
マガモは一回り大きく威厳がある。(アイガモとの区別がちょっとむずかしい)
そうか公園はよく管理が行き届いている、という感じがした。
ここの人工池は広々していて、これだけカモ類がたくさん集まってもまったく何ほどのこともない。餌をあげている人がけっこういて、カモたちは人の仕草を見て、サーッとその方角に移動していた。
給餌によってカモがたくさん集まると池の水質が悪くなるという理由で、「餌やりは禁止」という所も多いが、ここはそういう心配はなさそうだ。
「餌やり禁止」は、水質が悪くなるという理由の他に、同種の鳥ばかりが増えるという危惧があげられているが、このそうか公園にいるカモたちの数が生態系に影響を及ぼすとはとても考えられない。もともと回りの川とか池とかが人間の都合でどんどん狭まり人工的になったりで鳥が住めなくなってきたのだ。
その土地に生存していなかった外来種を持ち込むのは困るが、昔から渡って来ていた鳥たちである。
人と動物の関係は、むやみに動物を捕らえ殺して絶滅の危機に追いやってきたことが問題なのであって、鳥に餌をやったからといって何かが大きく変わるとも思えない。
野生動物との関わり方にはいろいろむずかしい点もあるが、まず仲良くならないことには、動物を保護しようという気持ちも育たないだろう。
例えば、ハトは糞害とかで嫌われるようだが、人とすぐ仲良くなれる素質を持った鳥を遠ざけることによって、「鳥が怖い」という子供がずいぶん増えてしまっている感じがする。
ハトが10羽くらいいるだけで立ちすくんでしまう小学生、中学生がいてびっくりした。見ると手を目にかざし群れの中を走って通りすぎていく。
目をつつかれると思うのだろうか。鳥はむやみに人をつついたりはしない。手から餌をついばむときは夢中になって手をつつくこともあるけれど。
生態系保護のため鳥に餌をやらないように、ということが最近言われようになっているが、本当はそのかけ声は、鳥嫌いの人たちから発せられているのでは?と思ってしまう。今大事なのはこの地球に住むのは人間ばかりではない、ということを知ることで、そういうことは教科書の中で学ぶのではなく、実際に動物を間近に見たり触ったりするのが一番だと思う。
ハトの天敵はカラスや猫なのだが、カラスはどうにもできず、野良猫は人間が街から占めだしてしまった。
野良猫がのんびり外を歩いている国がとてもうらやましい。
ここに来ている冬鳥はみな元気で幸せそうに見えた。
放射能汚染されてしまった場所にも渡っている鳥がたくさんいるだろう。動物は何もわからずこれまで通り、そしてこれからもずっと同じ場所に来るのだろうと思うと哀しい。
そうか公園に近い葛西用水は工事で川をせき止めていて、緑色のペンキを流したみたいにきたなかったが、ちゃんと水鳥はいた。(川をあまり人工的に作ってほしくない。どこかの親水公園みたいに。一体どういう工事だろう・・?)
ここには、コガモがいた。写真はうまく撮れなかった。
葛西用水(2月22日)
(付け加え)
コブハクチョウ(栃木県小山市大沼 2月26日)
岸に上がっているところ。すぐ近くで見たのですがかなりの迫力がありました。まさに「白鳥の湖」。この貫禄、曲線の美しさにはまいりました。
子供の白鳥
お母さん白鳥
お母さん白鳥には近づいたら怒られてしまいました。シューッという鳴き声を出し、大きな羽をばしっとたたきつけるような仕草。
「ごめんなさい」とあわてて引き下がりました。子育て中の親鳥は神経質なので近づかない方がいいようです。(といっても子供はかなり大きいんだけど・・)
大きな翼の一撃で骨折するほどのケガを負うこともあるという。翼の一撃で湖に倒れたところを上から水の中に押さえ込まれるなんてイヤです。
コブハクチョウはヨーロッパに住んでいたものが人に飼われ野生化したと言われています。つまり外来種。日本では北海道で繁殖し、冬にこのあたりに来るそうです。
立派な鳥でした!
2014-03-08 00:38
nice!(3)
コメント(2)
オオハクチョウが群れているのに対し,コブハクチョウは単独か少数でいることが多く,ハッとさせられる鳥ですね.
by Ladybird (2014-03-13 03:28)
ハッとしました。
触れるくらい近づいてもまるで置物のように優雅な姿勢を崩さず・・。雌に叱られて思わず「ごめんなさい」と深く頭を下げた私です。
by tamara (2014-03-14 21:19)