街中の鳥たち 〜 オナガガモ、サギ、鳩、アオクビアヒル 〜 [環境・自然]
近くの貯水池
冬になると近所の小さな貯水池にも、毎年オナガガモがやって来る。
埼玉県南西部の川では、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、バン、キンクロハジロ、マガモまで、けっこうたくさん見られたけれど、今はどうなのだろう?
歩いてすぐの狭い貯水池でオナガガモの姿を見られるだけでもよしとしないと。
カモの中では私はこのオナガガモが一番好きだ。
首の白い模様がなんとも優美で、ほっそりした首を長く見せ、グレーと茶色の羽がとてもきれいだ。大きさはカルガモより少し小さい。
この2,3年、池のオナガガモの数が減ってきた。
以前は6〜9羽来ていたのに、最近は2〜3羽になり、それもこの冬は来るのが遅く一月になってやっと、良い場所が見つからなくてしぶしぶ、という感じでオスが2羽やってきた。(以前は12月には姿を見せていた。)
それからしばらくして別のオス1羽が加わったが、そのうちに最初の2羽は姿が見えなくなった。
今は1羽だけで、池の主の4羽のアオクビアヒル(2組のつがい)に遠慮しながら暮らしている。(オナガガモは『危急種』で数が減っているらしい)
どんどん住宅が建っているおかげでそれまで姿を見せなかったサギたちもこんな所にまで脚を伸ばしている。
シラサギの方は夜になると近くの川岸にある桜の木に止まって寝ている。はじめてこの光景を見たときはびっくりした。
夜、交差点わきの川沿いの木に、大きな綿アメのようなものがいくつもぶら下がっているように見えた。よ〜く見るとサギだった。
まるでサギの花。
大きな真っ白な花が咲いているようで、この風景を見るのはいつも楽しみである。最近は7〜8羽のサギがいる。去年はもっと多かった。
桜が満開になったときに見に行ったら、白い桜に埋もれてやはりサギは大輪のようにそこにいてきれいだった。交差点だけど、気が付く人はあまりいないのではないかと思う。
さて、やっとオナガガモが来てくれたので嬉しくてパンくずをやってみた。
パンくずをやっていると、鳩もやって来た。
6羽から20羽ぐらいの群れで、どこからともなくやって来る。
鳩は2日くらいで手から食べるようになり、
5回目くらいになると手に止まり、6回目には頭やら背中にまで止まるようになってしまった。そして人の身体の上でつつき合ってケンカしている。
鳥の記憶力というのはあなどれない。
池に毎日行くわけでもないけれど、一週間ぶりに行ってもちゃんと覚えている。
鳩が私の回りに来ると、その回りにはスズメたちが2mくらいはなれて半円になりジッとおこぼれを待っている。
ヒヨドリもやってきて、ムクドリも来て、セキレイも見に来る。
カラスも来るけれど、さすがにこの鳥たちの集団の騒ぎには怖れをなして、近づいて来ない。
ヒヨドリはピーヨピーヨ、とやかましいだけの鳥、と思っていたが、近くで見ると意外にきれいな緑灰色をしている。フライングキャッチの名人でパンを投げると空中でサッとくわえてしまう。
ヒヨドリ
鳩が私の回りに平気で集まるうちにヒヨドリもスズメもすごく近くに寄って来るようになった。そのうち手から餌を食べるようになるかも。
そう言えば、用心深いスズメもロンドンでは人の手から餌をもらっていた。住む場所で鳥の性格も変わるのかな。
最後にこの小さな貯水池の主、アオクビアヒルのこと。
アオクビアヒル
一年中そこにいるので珍しくもなく気にもしていなかったが、時々餌をやっている人の姿を見かける。
この子たちも大変かしこく、4羽で横に一列に並んでパンくずを待つ。
私が、「モルテン!」とか「アヒル君!」とか呼びながら、順番にパンくずを配っていると、次の番のアヒルは「今度ボクでしょ。」と首を伸ばし、尾を振って、まるで飛び上がろうと羽を動かしたりするので、とても可愛いく思えてきた。
餌をくれる人の車の音もちゃんと覚えていて、その車が駐車すると騒ぎ立てて喜ぶ。
眠れない憂うつな夜、近くであの子達も眠っているんだな、と思うと、ちょっと慰められるのです。
冬になると近所の小さな貯水池にも、毎年オナガガモがやって来る。
埼玉県南西部の川では、オナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、バン、キンクロハジロ、マガモまで、けっこうたくさん見られたけれど、今はどうなのだろう?
歩いてすぐの狭い貯水池でオナガガモの姿を見られるだけでもよしとしないと。
カモの中では私はこのオナガガモが一番好きだ。
首の白い模様がなんとも優美で、ほっそりした首を長く見せ、グレーと茶色の羽がとてもきれいだ。大きさはカルガモより少し小さい。
この2,3年、池のオナガガモの数が減ってきた。
以前は6〜9羽来ていたのに、最近は2〜3羽になり、それもこの冬は来るのが遅く一月になってやっと、良い場所が見つからなくてしぶしぶ、という感じでオスが2羽やってきた。(以前は12月には姿を見せていた。)
それからしばらくして別のオス1羽が加わったが、そのうちに最初の2羽は姿が見えなくなった。
今は1羽だけで、池の主の4羽のアオクビアヒル(2組のつがい)に遠慮しながら暮らしている。(オナガガモは『危急種』で数が減っているらしい)
どんどん住宅が建っているおかげでそれまで姿を見せなかったサギたちもこんな所にまで脚を伸ばしている。
シラサギの方は夜になると近くの川岸にある桜の木に止まって寝ている。はじめてこの光景を見たときはびっくりした。
夜、交差点わきの川沿いの木に、大きな綿アメのようなものがいくつもぶら下がっているように見えた。よ〜く見るとサギだった。
まるでサギの花。
大きな真っ白な花が咲いているようで、この風景を見るのはいつも楽しみである。最近は7〜8羽のサギがいる。去年はもっと多かった。
桜が満開になったときに見に行ったら、白い桜に埋もれてやはりサギは大輪のようにそこにいてきれいだった。交差点だけど、気が付く人はあまりいないのではないかと思う。
さて、やっとオナガガモが来てくれたので嬉しくてパンくずをやってみた。
パンくずをやっていると、鳩もやって来た。
6羽から20羽ぐらいの群れで、どこからともなくやって来る。
鳩は2日くらいで手から食べるようになり、
5回目くらいになると手に止まり、6回目には頭やら背中にまで止まるようになってしまった。そして人の身体の上でつつき合ってケンカしている。
鳥の記憶力というのはあなどれない。
池に毎日行くわけでもないけれど、一週間ぶりに行ってもちゃんと覚えている。
鳩が私の回りに来ると、その回りにはスズメたちが2mくらいはなれて半円になりジッとおこぼれを待っている。
ヒヨドリもやってきて、ムクドリも来て、セキレイも見に来る。
カラスも来るけれど、さすがにこの鳥たちの集団の騒ぎには怖れをなして、近づいて来ない。
ヒヨドリはピーヨピーヨ、とやかましいだけの鳥、と思っていたが、近くで見ると意外にきれいな緑灰色をしている。フライングキャッチの名人でパンを投げると空中でサッとくわえてしまう。
ヒヨドリ
鳩が私の回りに平気で集まるうちにヒヨドリもスズメもすごく近くに寄って来るようになった。そのうち手から餌を食べるようになるかも。
そう言えば、用心深いスズメもロンドンでは人の手から餌をもらっていた。住む場所で鳥の性格も変わるのかな。
最後にこの小さな貯水池の主、アオクビアヒルのこと。
アオクビアヒル
一年中そこにいるので珍しくもなく気にもしていなかったが、時々餌をやっている人の姿を見かける。
この子たちも大変かしこく、4羽で横に一列に並んでパンくずを待つ。
私が、「モルテン!」とか「アヒル君!」とか呼びながら、順番にパンくずを配っていると、次の番のアヒルは「今度ボクでしょ。」と首を伸ばし、尾を振って、まるで飛び上がろうと羽を動かしたりするので、とても可愛いく思えてきた。
餌をくれる人の車の音もちゃんと覚えていて、その車が駐車すると騒ぎ立てて喜ぶ。
眠れない憂うつな夜、近くであの子達も眠っているんだな、と思うと、ちょっと慰められるのです。
2014-02-18 23:51
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