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千客万来〜山の春〜 [環境・自然]

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5月13日ヤマザクラがやっと開花を始め、15日に満開になった。16日には花の下に葉が出始めた。連休中の低温がうそのように一気に気温が上がり、信州新町では10日は最高気温が31度で最低気温がおよそ1度と、一日の気温の高低が30度もあったそうだ。

実際、標高1100mの場所ではこんなことはしょっちゅうで、朝晩ストーヴをつけ、日中は暑くて半袖になったりし、気温に身体がついていくのが大変だ。

冬の間中、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラが餌台に来ていた。
いつもは3月に中旬に巣箱を取り付けるのに、今年は取り付けが4月になってからだったため、「入居者募集」しているのにさっぱり鳥が入らなくてガッカリしていた。(例年は3月には巣箱の下見にやって来ていたのでたぶん遅すぎたのだろう。)
みんなもう巣作りをどこかで始めてしまったのだろう、と思っていたら、最近になってコガラ、ヒガラ、シジュウカラの3つがいが巣に入ってくれ、せっせと巣作りのための材料を集め出した。(巣箱取り付けが遅かったせいで屋根の裏に穴を開けられてしまい、シジュウカラが入っていた!)

4月末からベランダの餌台にイカルが姿を見せるようになり、毎日のお客さんになった。アカゲラも樹を降りてたまにベランダに止まるが見物にでも来るのだろうか。人を見るとあわてて血のように紅い頭と下腹を見せてバサバサ飛び去っていく。

それからカワラヒワが4羽くらい一緒にやって来る。他の鳥はヒマワリを加えるとさ〜っ、と樹に上に飛んで行って、そこでヒマワリの種を割って食べているが、カワラヒワたちはなぜかベランダの床を好み、用もないのに佇んだり、ウロウロしたり・・。
「何してるの?」と聞きたくなる。

家の北側の地面に、アオジ(あるいはノジコ?)と黒ツグミが来ていた。カラ類ばかりが目立っていたけれど、今年はけっこうな賑わいだ。

ヒマワリの殻が散乱しているのはリスのせいだ。リスはその場でヒマワリを食べるものだからそこら中がヒマワリの殻だらけ。
鳥は陽差しが当たり始めてから本格的に活動するが。リスは行動が早く、明るくなってすぐに餌を食べに来て餌台をからっぽにしてしまう。

IMGP3359.jpgIMGP3360.jpgイカル

IMGP3445.jpgIMGP3444.jpgカワラヒワ

IMGP3424.JPGIMGP3431.JPGリス君


最後に、イワナの稚魚の写真
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この川の主のイワタロウが昨年秋に産卵行動をしていた辺りで見つけた。
体長2㎝。お腹にタマゴ(栄養分)がついていた窪みがまだ見えるから、孵化してまだ日が浅いようだ。5月なのに少し成長がおそすぎるようだが、孵化のためには水温10℃で累積50日間と決まっているそうだ。
今年はやはり川に住むイワナにとっても厳しい寒さだったのだろう。
元気に育って欲しいけど、この稚魚が成長する確率はすごく低いんだろうな・・。

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コメント 5

Ladybird

 いい所ですね.

 と言いつつ我田引水です.
 ソリハシセイタカシギを見ました.
http://rara.jp/hexaspilota/
by Ladybird (2013-05-23 11:37) 

tamara

日本ではめったに見られないシギですね。
珍しい鳥を見かけると、すごくうれしく得をした気分になれるのが不思議ですね。
by tamara (2013-05-23 21:33) 

Ladybird

 すごく得した気分です(笑).
by Ladybird (2013-05-24 01:12) 

ayu15

リスはひまわり食べるんですね。
by ayu15 (2013-06-03 09:33) 

tamara

リスはひまわり大好きですよ。木から木へ敏捷に飛びうつり、枝の上でうたたねしているかわいい奴です。
by tamara (2013-06-03 15:45) 

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