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安保法案反対集会〜国会議事堂前 [社会]

昨日、国会議事堂前の安保反対集会に行ってきた。
どうせたいした人数は集まらないだろうと思ったけれど(教育基本法改悪のときの憂鬱な経験をどうしても思い出してしまう)、友人が、それならそれであきらめがつく、と言うので、それもそうだと思い議事堂まで行った。
この目で見て、あきらめるために集会に行った。

7時前に着いて辺りを見回して、相変わらず年のいった人(私も入る)ばかりだな、と思った。
国会周辺はいつもながら暗くてよく人の顔が見えない。そこに来ている人の数より機動隊の車のほうが目立っている。
7時頃になるとだんだん人が集まり始めて歩道もいっぱいになった。

スピーチとシュプレヒコールが始まると、若者が多いことがようやくわかってきた。自分の回りの声がみな若い、というのは不思議な感覚で、また感動的だった。

こんな法案が通って戦争でも始まったら悲惨な目にあうのは若い人たち、そしてその子供たちなのだ。

「戦争するな」「未来を守れ」「子供を守れ」「アベはやめろ」・・のシュプレヒコールは、実に自然に耳に響いてきた。
がんばってね、心の中でエールを送った。

集まった人は1万5千人くらいと聞いた。この10倍集まればな〜と思ったが、若い人たちが一生懸命に自分の気持ちを表現していることは、ひとすじの光明のように感じた。


安保法案反対のために国会に行ったのだけど、議事堂周辺では「原発再稼働反対」の集会ががんばっていて、今、この国は「原発再稼働」「安保法案」「沖縄の新基地問題」と、せっぱつまった問題を3つ同時に抱えていて、その上、表現の自由の弾圧や、新国立競技場の問題・・、一体、どうなるのだろう。これらの深刻な問題の根っこがすべて一つの処にあるいう状況がすさまじい。


*15日には国会前に集まった人数は6万と聞いた。
この日は私は都合がつかず行かなかったが、参加した友人から、近寄れないくらいすごい人、とメールが来た。いったん中に入ってしまうと抜け出せないと。。
国会前に行くときは、水、おにぎり、懐中電灯、タオルをしっかり持っていくようにしよう。

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jmh

若い人たちの存在感が高まってきたことを小生も感じていました。「もう任せておけない」という感覚が広まっているように思います。あらゆることで、道理の通らないことをごり押しする政権の姿があらわになってきた今、だんだんみんなが気づき始めているように思います。
それぞれの立ち位置でできることをがんばりましょう。
by jmh (2015-07-13 22:39) 

tamara

こんなにひどい世相であっても、若い人たちが批判の声をあげ始めたということは、希望ですね。
SEALDsの「私たちは、自由と民主主義に基づく政治を求めます。」には胸が痛むような感じを覚えますが、「自由と民主主義」を守る努力は、いつでも(これからもずっと)続けていかなければならないのでしょうね。
by tamara (2015-07-14 22:46) 

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