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パワハラとセクハラ [社会]

(書きかけの文がそのままになっていました。)


政治のみならず、相撲界、レスリング界、報道界など、いろんな問題がこう噴出してくると、ニュースをちょっと見るだけでイライラ、頭がぐちゃぐちゃになってしまう。
特に当事者が、ウソをついて居直り、相手をバカにする言動を平気でする様子を見て疲れる。
信じられない出来事が多すぎる。

「前はこんなにはひどくなったよね」とか、それとも
「いまだに日本はこうなのか」と考えるべきなのか。


セクハラもパワハラも実際に経験したり、身近にそういう話しを聞く機会がないと、何も知らずに見過ごしてしまう。

問題が明らかにされて良かったと思う。
仕事場でもどこでも、こんな理不尽な環境があることが許せない。

セクハラというのは、「男性優位社会」だからこそ出てくる問題だと考える。
セクハラ事件がニュースで流れると、「あ〜あ、バカな男がいるなー。」とか「男ってどうしようもないな〜。」と思うが、

考えてみれば、男が女よりも「生物学的」に劣っているはずはないと思うので、それは社会のあり方に原因があるのだ。
縦の関係がゆがんで重視される社会では、上位の者が下位の者にいくら無理難題を言っても、下位者はそれに従う事を要求される。
それが一般化されると、
「先輩が白と言ったら、たとえ黒いものでも白と言え」という風潮が生まれる。
実際に、そのままの言葉を投げつけられた例を最近聞いて唖然とした。
そして「男社会」においてはいつでも男性が上位者なのである。

幸いなことに、私はそういうあからさまに酷い環境の中で仕事をしてこなかった。
嫌な「男優位主義者」はいることはいたけれど、鼻の先で笑っていたし、もしえらそうな態度をとったら、当分身の置き所がなくなるようになる、という雰囲気が職場にはあった。もちろん陰では何を言っていたかわからないけれど、それはお互い様。
そこまでいちいち気にしていたら仕事はできない。

私がいた職場は、ある意味恵まれていたのかもしれない。
それに、戦わなければならない相手は他にいて、それは鉄壁のように立ちはだかっていたのである。
その壁との戦いに明け暮れしていたから男女の区別なく一緒に戦っていた。

パワーハラスメントは大きな問題だ。セクハラはパワーハラスメントの中に含まれている。男が女より下位だったならセクハラなんかできないだろうと思う。
相手より自分の方が上位だと思っている人間(勘違いしている人間)が、体罰やら、仕事への難癖やら、セクハラ問題を起こす。

こういう人間は怒鳴りつけて蹴飛ばすくらいがいいのだけれど、仕事上相手をたてなければならない人たちがいる。こういう職業についている人は本当に大変だろう、と思う。本人の力だけでは無理だろう。
周りが(利害関係のない立場にいる人たちが)、嫌がらせを受けている人に代わって制裁を加えないと、いつまでも状況は良くならないのだろうと思う。

セクハラ、パワハラをしたら、本人に徹底的に謝罪(もちろん大勢の第三者が見ている前で)させ、当然今いる仕事上の地位から降格させるべきである。
繰り返しセクハラをするような場合は罰則も必要だろう。

世界の国々の中で、日本は男女平等度が114位(世界経済フォーラムの分析によると)という結果。これでは国際社会の中で「恥ずかしい」極みとしか言いようがない。

男女の差別だけではなく上位下位のがんじがらめの縦社会を何とかしなければならないのだと思う。

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